祝!書籍化!

2017年4月6日にAmazon Kindle Publishingで出版した書籍が、大幅な加筆修正によりパワーアップして来る4月6日(昨年と同日です)に宝島社より出版されます。

 

タイトルは「アマゾンのすごいルール」です。このブログで書いてきている、私がアマゾンで学んだ成長企業を更に成長させるためのエッセンスが詰まった書籍になっています。是非書店やネット書店でお手に取ってみてください。

 

https://amzn.to/2uri1jj

 

 

Still Day 1

Amazonの社員が呪文のように唱えるもう一つの言葉があります。それは

「Still Day One」

です。意味は直訳すると「まだ1日目」、意味的にはまだ始まったばかり、もしくは何も始まっていないという風に捉えるのが良いかと思います。

Amazonでは様々なプロジェクトが進行しそれらをものすごいスピードで実行していきます。

それらのサービスが立ち上がると仕事を成し終えたという気持ちになりなんとなく気が緩んでしまったりする事がありますよね。そんな気分を戒める役割もあるのかとは思います。

でも本当の意味は全く違うところにあるのではないかと考えます。

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社員研修を成功させる秘訣

社員教育を成功させるには、その成功の仕組みが必要です。

でも実際どうすれば社員教育を成功させる仕組みを作る事が出来るのでしょうか?

そもそもその仕組みってどのようなものでしょうか?

それを理解するためにはまずなぜ社員教育は上手くいかないのかという事をハッキリさせる必要があります。

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お客様が足を運びたくなる理由

お客様はどうしてあなたのサービスを受けるために足を運んでくれるのでしょうか?

一度サービスを受けた事のあるお客様なら、きっとあなたのサービスを気に入ってくれたのでしょうね。

初めてのお客様はどうでしょう?

広告をご覧になったりネットの情報をみたりしてあなたのサービスをお知りになったのでしょうか?それとも仲のいいご友人や知り合いにお聞きになっていらっしゃったのでしょうか?

お客様が足を運んで頂ける理由は本当に千差万別ですね。

そう考えるとどうやってお客様を呼び込めばいいかなんてちょっとわからなくなってしまいそうです。

でもそこには必ず法則があります。

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組織に必要な未来像:ビジョン

組織の形を作るもの

組織のミッションが決まったら、次に来るのはビジョン、目標です。
その存在意義を実現するにはどのような目標を掲げる必要があるのか?それを考える必要があります。
本来ビジョン(Vision)とは視力や視覚といった目に見えるものを指します。
よってそれらは見通すことのできる未来像、一つの明確なゴールとして見えるものでなければなりません。
ふわふわとした幻影ではなく、きちんと形作られたものである必要があります。
ではどうやって組織のビジョンを作ればいいのでしょうか?

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Work hard, Have fun, and Make history

Amazonでよく耳にする言葉

Amazonには恐らく全社員が1回は言ったことのあるスローガンがあります。それが
Work hard, Have fun, and Make history
(懸命に仕事をし、楽しみながら、歴史を作ろう!)
です。これは会社のミッションでもビジョンでもなく働き方の見本みたいなものです。
昨今の日本では働き方改革といって、多くの企業が様々な制度を導入して社員の満足度を上げようと躍起になっています。それはそれで素晴らしいことですが、そもそもの考え方が変わらない中で制度をいくら設けても空回りしてしまいますね。
そんな日本に一つの見本となるのがこのAmazonのスローガンではないかと。

Work hard, Have fun, and Make history!

まず「Work hard」ですが、Amazonでは一生懸命働くことを是としています。そもそも18年前ただのベンチャー企業であったAmazonにそれほど余裕はなかったと思います。とにかく必至に働かなければ成果を出すことは出来なかった。それは巨大企業となった今でもなんら変わりはないのです。あれだけの成果を出すのに社員は必死で働かなければならないのです。
次に「Have fun」です。これは楽しむということです。確かに一生懸命仕事はするのですが、それを楽しみながら、また仕事以外も楽しみましょうということです。家族との時間や友人たちとの楽しい時間を持つことにかけてAmazon社員は妥協はしません。きっちり休みもとって楽しみます。
そして最後は「Make history」です。一生懸命働いて、でもそれを楽しみながら、そして歴史を作って行こうと。Amazonが歩いている道は今まで誰も歩いたことのない道です。そこで悲観的になったり文句を言ったりすることなく、兎に角がむしゃらに、そしてその事を楽しみながら新しい世界を目指そうと。
いま日本の企業が歩んでいるのは確かに楽しい道ばかりではないと思います。でも必ずそんな道にも楽しいことや歴史を作れるようなことはあるはずです。そんな考え方を持って仕事に望むことこそが働き方の改革なのではないかと私は思います。

組織の存在意義:ミッション

組織の存在意義とは?

それぞれの組織の存在意義って考えたことありますか?
なぜその組織が必要なのか?その組織が存在することで成し得る事ってなんなのか?
これが明確に表せない組織は実はいらない組織なのかもしれませんね。
よく会社にはミッションステートメントが存在します。
その会社が何をなしていくのか?これが存在しない会社は社会に必要のない物です。
政府系の外郭団体にはこれが全く感じられない物が沢山ありますね。それらはきっちり整理して頂きたいものです。
会社にミッションが存在するように、それぞれの組織にもミッションが必要です。
では組織の持つミッションとはどのようなものでしょうか?

ミッションの見つけ方

一番簡単な見つけ方は、その組織がなくなってしまった時に困ることって何ですか?という事です。
例えば人事部がなくなったとしたら何が問題なるでしょうか?
まず採用活動が停止します。新卒、中途関わらず、人事部のお膳立てで採用は進みます。
もちろん各部署が個別に行うことは出来ますが、その導入教育や会社の規定の説明、給与や交通費、勤怠などの労務管理は全て停止し、会社で気持ちよく勤務するための基盤がすべてなくなってしまいます。
これでは会社は機能しないですね。
ほかの部署はどうでしょう?財務は?営業は?情報システム部は?
ちょっと考えただけでも、それらの部署が無くなってしまったら大変なことになりそうですね。
是非今一度それぞれの部門のミッションを見直し、もしあいまいな場合は明確に決めるようにしましょう。

ビジネスの成長に必要な事:お客様の視点で考える

ビジネスを成功させるとは?

 

ビジネスが成長していく為に必要な事って何でしょうか?もちろん社員や組織が成長していくことも大事ですが、何よりも会社の事業規模が拡大していくことが大切です。

より多くのお客様にサービスが提供できる、その状態を作り上げることが必要です。

ではどうすればより多くのお客様に支持されるサービスが提供できるのでしょうか?どうすればお客様に選ばれるサービスになるのでしょうか?

その最も大切なキーワードは「お客様を大切にする事」であると考えます。

あの世界的な企業のAmazon.comのミッションの一つに「お客様を最も大切にする会社であること」というのがあります。

世の中の多くの企業、特に日本の企業は「お客様は神様です」という言葉を社是にしているところもあります。

でもそれは何も日本の企業に限ったことではないんですね。

ただこの「お客様」に皆さんどれだけ本気で向き合っていますか?

本当の意味で「お客様」を大切にしていますか?そもそもお客様を大切にするってどういう事でしょうか?

 

お客様を大切にするとは?

 

それは全てにおいて「お客様の視線で考える」という事を意味するのではないでしょうか?

お客様が望む事、お客様が本当に喜ぶ事、お客様がまたこのサービスを受けたいって思えるサービスを考える事、それが本当の意味での「お客様を最も大切にする事」だと考えます。

あなたの会社の「お客様」って何を望んでいますか?

組織とは?

組織は必要!

会社という形態をとるとそれは必然的に組織を作ることになります。もちろん一人ですべてをやっている自営業の方であれば関係のない話ですが、いずれ1000億の企業を目指そうとすれば絶対に避けては通れない道ですね。

 

組織を作っていくときに必要な事は何でしょうか?そもそも組織ってなぜ必要なのでしょうか?

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社員教育は必要?

あなたの会社ではどのような社員教育が実施されていますか?新卒社員を採用している会社なら新卒研修、中途採用をされているのであれば新人研修、あとは新たにマネージャーになった方々にはマネージャー研修等々、様々な研修が行われていると思います。私も社会人になりたての頃の新卒研修やアマゾンでのリーダーシップ研修など様々な研修を受けてきました。

 

それぞれ特色があり、その場その場で必要な研修であったと思いますが、その効果のほどはまちまちだった気がします。

 

実際社員研修ってどれくらい効果があってどれくらいリターンがあるのでしょうか?そもそも社員研修って必要なのでしょうか?

 

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